地図マッチング活用で、営業工数50%減。
介護人材業界のリーダーを目指す、ホップの取り組みとは。

導入背景と目的

導入前の課題

・既存システムでは営業活動に必要な機能（特にマッチング部分）が不足していた。
・システムに合わせた業務フロー構築が現場の負担となり、営業機会ロスを生み出していた。

マッチングッド導入の決め手

・地図マッチング機能が自社の営業スタイルに適していた。
・自社業務フローに合わせたカスタマイズが可能であったこと。

導入効果

・地図マッチング機能の活用で、求職者様への求人提案スピードと質の大幅向上。
・既存システムと比較して、営業業務にかかる工数が50％ほど削減された。

インタビュー

株式会社プラス・ピボット創業メンバーで、新宿オフィス 営業マネージャーの佐々木様にお話をお伺いしました。

事業の概要について
ー御社の介護人材サービス「ホップ」の事業内容について教えてください。

佐々木様：
当社では、介護・福祉に関する有資格者や業務経験者を中心とした人材派遣サービスを提供しています。介護業界は未経験でもチャレンジすることができる一方で、入社後継続して仕事を続けるということにもハードルがあり、介護職を辞め別業界に転職してしまうというケースも多くあります。私たちは、このような介護業界の課題解決をするために介護業界に特化した人材サービス「ホップ」を提供しています。

システムの活用状況・導入前の課題
ーこれまでのシステム活用の状況や業務上感じられていた課題を教えていただけますか？

佐々木様：
創業当時は、契約や管理などのバックオフィス業務に強みのある別のシステムを利用していました。順調に事業拡大が進みメンバーが増える中で、営業効率の向上や工数削減が必要なフェーズに差し掛かってきました。しかしながら、既存システムでは私たちが求めている営業支援機能が不足しており、思うように改善活動を進められずにいました。

システム検討の流れ、導入の決め手

ーシステム選定を開始した経緯を教えていただけますか？

佐々木様：
代表との間で「事業成長を加速させるために、営業管理のための基幹システムが必要なのでは」という議論が発生しました。既存システムは管理業務に強みがあったため、業務によってシステムを使い分ける事を決断し、営業特化のシステム導入を検討しはじめました。

ーシステムはどのように選定し、比較検討されましたか？

佐々木様：
派遣業界に特化し、当社が求める営業管理機能を備えているシステムをできる限り比較しようという話になり、7～8社ほど問い合わせました。「当社が考えるマネジメントが実現できるのか」「事業に適したものはどのシステムなのか」、各社様と深く議論を重ねたうえで、マッチングッドの導入を決定しました。

ー最終的に弊社に決めた一番のポイントは何だったのでしょうか？

佐々木様：
機能面を挙げると、「地図マッチング」が一番のポイントでした。介護業界は自宅と職場の距離も重要な要素であるため、当社の事業で有効活用できると強く感じました。
その他にも、自分たちの業務フローに合わせてカスタマイズできる点も他社と比較して決め手になったポイントです。また、営業スタンスの話になってしまいますが、弊社の業務フローを深く理解した上で提案をしてくれた営業担当は御社だけでした。いくらカスタマイズできるとはいえ、システム中心ではなく、弊社の事業を中心とした提案をしてくださった営業担当の方の熱意にも決断を後押ししていただきました。

導入後の感触

ー実際にマッチングッドを利用してみていかがでしょうか？

佐々木様：
求職者様への提案スピードと質が向上しました。今までは、自分の担当エリアは把握しているが、他のエリアは持ち帰り確認が必要など、機会ロスが発生していました。マッチングッド利用後は、他の営業担当の求人についても把握ができ、求職者様に適切なタイミングで希望する求人の提案が可能になりました。また、体感ではありますが50%ほどの業務工数削減につながっていると感じています。

ー地図マッチングについては、どのように活用されていますか？

佐々木様：
主に、求職者様への求人提案時に利用しています。地図マッチングでは、求職者様の通勤圏内の介護施設を視覚的に把握することができるので、営業担当がどの求人を提案すべきかが明確になります。また、弊社では求人をお預かりしていない施設の情報もマッチングッド内に取り込み、見込み顧客として管理しています。地図マッチングでは、そのような見込み顧客情報も含めて表示できるため、求職者様の通勤圏内にアクティブな求人が無い場合、求人開拓のターゲットリストとしても活用しています。これにより、求職者様の近隣にある案件を漏れなくご提案出来るようになりました。

ー今後の取り組みについて、教えてください。

佐々木様：
現在は地図マッチング機能をメインに活用していますが、今後はそれ以外の機能についても業務活用を行うことで、より一層営業効率を高めていきたいと考えています。
冒頭にお話しした通り、ホップでは「介護業界で働く方の長期就業を支援する」事に取り組んでいます。業務に追われてしまい本質を見失うことが無いよう、業務のデジタル化も進めながら事業拡大を続けていきたいです。